WORKS

3つの帳票を、1つの入力にまとめる

物流業 試作・検証中現場で確認いただいている段階

システムをつくる前に、二重入力だけを先になくす

同じ1件の支払いを、費用明細書・金銭受払出納帳・支払表の3つに書き写している。よく見ると3つは、同じ支払いを「費目別」「日付順の現金のみ」「支払日別」で切り出したものでした。元になる明細さえ1本あれば、あとは抽出と集計で作れます。そこで新しいシステムは作らず、いまお使いのExcelのまま、入力を1本にまとめました。

ご相談の背景

  • 同じ支払いを3つの帳票に書き写していて、そのたびに転記ミスが起きる
  • 帳票ごとに税抜と税込が混ざっていて、突き合わせに時間がかかる
  • 支払表を支払日ごとに作り直している
  • いきなりシステムを入れる前に、まず手を動かす量を減らしたい
FEATURES

つくったもの

01

入力は1シートだけ

1行1件で打つだけ。黄色が入力欄、灰色は自動計算です。触る場所が一目で分かります。

02

費用明細書

費目別に自動で組み上がります。金額は税抜で出ます。

03

金銭受払出納帳

現金だけを抽出し、記帳日が変わるところで支払合計と累計を出します。現物と同じ1ページ31行、社長・部長・取扱者の確認印欄つきで、そのまま印刷できます。

04

支払表

支払予定日を変えると、その日に払う分だけに切り替わります。修理・備品と傭車運賃は別の表に分けています。

05

マスタ

支払先92件(銀行・口座・振込手数料の負担・営業所)と費目25件。税区分は費目から自動で決まります。

06

過去分の移行

1か月分の明細をそのまま取り込みました。行ごとに「確定/推定/要確認」の印を残しています。

実際の画面

入力シート。取引日・支払先・費目・金額などを1行1件で入力し、右側の税抜金額と消費税が自動計算されている
入力打つのはここだけ。黄色が入力欄、灰色は自動計算です。
金銭受払出納帳。日付・営業所・摘要・支払金額・支払合計・累計と、社長/部長/取扱者の確認印欄が並んでいる
金銭受払出納帳現物と同じ体裁で自動生成。1ページ31行、確認印欄つきでそのまま印刷できます。
支払表。支払予定日の欄が黄色で強調され、支払先ごとの金額と振込先の口座が一覧になっている
支払表支払予定日を変えると、その日に払う分だけに切り替わります。

※ 画面はデモ用のデータで表示しています。実際のお客様の情報ではありません。

DESIGN

設計で気をつけたこと

  • 金額は税込で打つだけにしました。レシートや請求書に書いてある数字を、そのまま入力できます。税抜と消費税は税区分から自動で計算します。
  • 出納帳に流れるのは現金だけ。振込は支払表へ回るよう、支払方法で自動的に振り分けています。
  • 過去分を移すときに金額を推定した行には印を付け、「実際の領収書と突き合わせて直していただく前提」であることをブックの中に明記しました。分からない数字を断定しません。
  • まだできていないこと(複数口座への振り分け、振込データの書き出しなど)も同じ場所に書いてあります。どこまで出来ているかが、渡した相手にも分かる状態にしています。
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